ReliefSculptor 
ハイトフィールドモデリングツール for POV Japanese Only


卒論用に作ったツールの置き場です.一応論文発表もしてます.あまり受けはよくありませんでしたが…

全国大会論文(2001年度)


ReliefSculptorは、ハイトフィールド『モデリング』する、世界初(僕が知る限りでは)のツールです。

ハイトフィールドとは、3D形状を各ピクセルの高さとして表した3Dモデルのことです。3Dモデルにもかかわらず、2Dの画像として表現できるわけです。一般的に、普通のペイントソフトで作成した、グレースケールの2D画像も使用可能です。(高いところが白、低いところが黒) この画像を、ハイトフィールドに対応した3Dソフトに読み込み、3D形状に変換します。

一般的にハイトフィールドは、山など比較的ランダムな形状に用いられます。その目的のためのツールは、現在様々なものが存在し、また一般のペイントツールでも、そのような目的のためには十分でしょう。しかし、もっと思い通りの形状をハイトフィールドで作るのは、かなり困難な作業となります。

このツールは、今まで限られたものしか作れなかったハイトフィールドを、思い通りにモデリングしてしまおうというツールです。ハイトフィールドに特化しているので、もちろんレリーフのような形状専用のモデリングツールということになります。今までのモデラーには難しい形状も、モデリング可能になると思います。なにしろかなり挑戦的(無謀?)なツールのため、まだまだおかしなところが沢山あると思いますが、お許しください。


(概観図 メインウインドウ&3Dビューウインドウ)

作成したデータは、POV-Ray用グレースケール画像ファイルHF-GRAY-16 Targaファイルとして読み出すことが可能です。


(POV-Rayでレンダリングしたところ)

このツールは、

に最適(?)です。



動作環境

大抵のビデオカードは、OpenGLに対応していると思います。(多分) あとの二つは、大抵のパソコンにはじめから入っています。良くあるパターンとして、Mfc42.dllのバージョンが古いために、警告が出て動かないということがあります。この場合は、新しいMfc42.dllを入手する必要があります。(FAQ参照)


製作環境

 


ダウンロード

※まだまだ未完成の為、使い勝手は最悪です。気が向いたら作り直すかもしれません。(^ ^;)



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注意
 

このソフトは、私米澤が大学の卒業研究のために作ったものです。まだまだ完璧な状態とはいえず、様々な問題を起こす可能性があります。このソフトにより何か問題が起こったとしても、作者は責任を負いかねますのでご注意ください。
このソフトは、フリーソフトです。著作権は、作者である私が保有しています。転載は自由ですが、もしよろしければ、メール等で連絡をいただけると幸いです。
このソフトで作成したデータは、ご自由にご利用ください。もし、いい作品が出来ましたら、私の方まで連絡をいただけると嬉しいです。
もし、ご意見、ご要望、バグレポートなどもお待ちしています。




謝辞

様々なアドバイスをくださった私の所属研究室の先生方、先輩方、貴重なソースを公開してくださっているtantaka氏、「OpenGL リアルタイム3Dプログラミング」の関係者および秀和システム出版に、ここに感謝の意を表します。



k0melab (at) gmail.com

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