JETSTREAM P8を持ち運ぶ方法


DAHON JETSTREAM P8は、20インチのフルサス(前後サスペンションあり)バイクで、さすがに畳んだ状態でもかなりの大きさがあり、しかも重さが12kgくらいはあります。(新しいモデルでは軽くなっていますが) 一般的にはおそらく車に積んで運ぶのが大半で、電車に乗せようと思う人は少ないものと思われます。これをあえて電車に乗せるために、ちび輪バッグに入れてみることにしました。が…色々と苦労したのでその記録を残しておきます。同じようなことを考えてる人の参考になれば…

上が、P8を畳んだ状態です。

まずはじめに、マジックテープ付きのベルト等を使って、上のように前輪上部を固定します。このようにしておかないと、運んでいる途中でハンドルが回転してしまい、畳んだ状態で自立しなくなってしまいます。

次に、P8にベルトを結びます。(※ちび輪バッグ(PWではない安い方)は、ベルトを自転車自体に結ぶ形式になっています。) しかしちび輪バッグに付属していたベルトが短すぎて使い物にならず、やむを得ず自作しました。東急ハンズで、3cm幅のベルト(切売り)+アジャスターを購入。ベルトは適切な長さに切って、先をかるくあぶって溶かし、ベルトがほどけないようにしておきます。結び方は、ちび輪バッグ付属のベルトと同じ方式です。(赤矢印はベルトの流れ)

結ぶ場所はかなり工夫が必要です。ベルトを持ったときにバランスが取れるようにする必要があるからです。サスペンション部分など、あまり加重をかけるのに適切でない部分もあります。色々工夫したところ、上の図の二箇所が都合がよさそうです。一箇所目がフレームのハンドル部分下、二箇所目が、リアサスの後ろ側接合部分の下です。こちら側は、リアサスの下にベルトを通しているのではないので注意してください。あくまでその下のフレーム部分です。

このままちび輪バッグに入れてみたところ。自作ベルトは、ちび輪バッグについているベルト用の穴を使わず、チャックの隙間から出しています。バッグに入れるときの手間を考えると、上からかぶせるだけのDAHON純正のスリップカバーの方が良いかもしれません。

ベルトを自作して長くしたので、肩に掛ければあまり重さは苦にはなりません。でもやっぱり巨大なので、持ち運びには色々苦労するでしょう…